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厳選 何切る? (解答編 問97.)

 
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厳選 何切る? 問題編 (問96~)

  

 

問97.

 

答え.切り(推奨) (スタイル次第で切りもアリ(※解説参照))
 
3ヘッドを生かすより、ヘッドをほぐす方が受け入れ的に2枚多い。
また、せっかくのドラトイツだが、タンヤオが付かないので三色の形でしか鳴くことが出来ない。
ここは受けを最大限に取りながら、とりあえず三色イーシャンテンに構えるのが良さそう。
従って、六萬か8筒の2択となるが、この2つも赤を含む内側への変化を見た場合に差が出る。
8筒切りは、赤五萬及び赤5筒ツモの場合に、内に寄せると4枚受け入れが増える。
それに対して六萬切りは、赤5筒をツモった場合にメンツオーバーとなり、8筒切りに比べ枚数的に損な打牌となる。
マンズやピンズがリャンメンに変化すれば、必ず最終形がカンチャン待ちになる三色にこだわる必要はなさそう。素直にリャンメンリーチを狙うべきでしょう。
 
管理人は枚数的に有利ということで8筒切りを正解とするが、六萬も柔軟な一打。ここは好みで良さそう。
出来れば、PC用の詳しい解説を読んで下さい。)


 
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(ここからはパソコンから見てね。さらに詳しい解説↓)



牌姿


 
 

この問題のチェックポイント・・・


・現在、3ヘッド。
・タンヤオが確定していない。
・チーで三色テンパイだが、鳴くと3900点止まり。
・678の三色にこだわると最終形は必ずカンチャン待ち。
・赤3種の内、1枚でも引けば満貫確定。
 
スリーヘッド最弱理論 』により、3ヘッドを生かすより、ヘッドをほぐす方が受け入れ的に2枚多い。
 

 牌理
 

  打で、 4種12枚合格
  打で、 4種10枚
  打で、 4種10枚
  打で、 4種12枚合格
 

せっかくのドラトイツだが、タンヤオが付かないので三色の形でしか鳴くことが出来ない。
受けを最大限に取ながら、とりあえず三色のイーシャンテンに構えるのが良さそうです。

従って、の2択となります。
 
 
問題は、どちらを切るか?

ここも、問96 同様に赤5ツモを含む内側への変化を考えます。

ここから、打をA、打をBとして、それぞれのツモを見ていきます。

■打・・・
 
A1. 牌理
 打で、12枚 → 16枚
 
A2. 牌理
 メンツオーバー。何を切っても12枚変わらず。ドクロ 
 

■打・・・

B1. 牌理
 打で、12枚 → 16枚

B2. 牌理
 打で、12枚 → 16枚
 
 
ひとつだけドクロが付きましたね。そう、打におけるツモの場合のみメンツオーバーになるのです。

 
 (この形のみメンツオーバーとなる。)ドクロ
 
と、いうわけで、正解は切り。(^ω^)
 
・・・と、なりそうですが、実はそう単純ではありません。(´・ω・`) 
 
「単純に枚数さえ増えればそれで良いのか?」という問題が残ります。
 
今度は、同じ形を「ほぐした部分に赤がくっついた形」と「ほぐさなかった部分に赤がくっついた形」に分けて、それぞれを比べてみます。
 
 
「ほぐした部分に赤がくっついた形」の2つは、ほぼ同条件で良いと思われます。
 
A1.
B2.

 (上はどちらも打牌まで完了したモノ。受けは12枚→16枚)

これらの形になれば三色にこだわらず、素直にピンフやリャンメンリーチを狙うべきでしょう。(^ω^)
 
 
問題は残りの「ほぐさなかった部分に赤がくっついた形」です。

A2.  
B1. 
 
どちらが好きですか?

A2が好きなら切りが正解、B1が好きなら切りが正解で良いと思います。(そんな、曖昧で良いのか?^^ゞ)
 
 
管理人は、勝負手ということで少しでも受け入れ枚数の多いA2(切り)を支持します。
 
 
 A2から、切りしたモノ。 5種16枚
 
受け入れ枚数は16枚となり、B1より4枚多い。
形こそ不恰好ですが、受け入れ16枚というと、いわゆるリャンメンリャンメンの受け入れと同じ枚数なので、メンゼンで十分勝負になります。
現状の形で余剰牌もありませんし、変化という点でもと楽しみな牌もあります。
 
 参考:いわゆるリャンメンリャンメンの例(ピンフイーシャンテン)
  
 (受け入れは、マンズ8枚×ピンズ8枚 計16枚)(A2と枚数同じ)
 
 
 
 
ここまでは、赤5ツモを例として紹介しましたが、赤でない場合は多少印象が違います。

A2.  
B1. 

赤5ではないので、「三色を崩す価値があるのか?」という新たな問題が発生しますが、この2つならばA2を支持する人も多いのでないでしょうか?

なお、A2の形を狙う条件として、カンチャン待ちが残った場合でもリーチを打つ』ことが条件(ツモでのテンパイを除く)かもしれません。
カンチャン待ちで、リーチをためらう人は、切り・切りどちらでも同じでしょうね。(むしろ、切りの方が良いかもしれません。) 
 
 
 
以下は蛇足・・・
 
 
■枚数以外のことを考えた場合(迷彩・危険度etc.)・・・
あくまで、678の三色にこだわって手を進める場合には、マンズのカンチャンが残った時に、切りの方が迷彩としてわずかに有利か?
また、後々の危険度うんぬん言い出す場合も切りが有利か?
総合的に、切りも柔軟な一打であり、切りとの差はほとんどなさそうです。
 
 
管理人は勝負手ということで『安全・危険等一切気にせず目一杯構える』という前提から、後々の受け入れ枚数が多くなる可能性の高い切りを正解としますが、を引くとメンツオーバーになる』という点を理解した上でならば、切り・切りどちらでも良いと思います。
  
 
 
■回答に多かった切りについて・・・
 
タンヤオを見ると、ドラを2枚切ることになります。
一通を狙う場合は、先にを引けば良い形になるのですが、先にを引くとカンチャンが残る。
同じカンチャンならば、「一通ドラ1」より「三色ドラ2」の方が高い。
また、とりあえず三色イーシャンテンに取っておいてからでも、まだまだ一通は狙えますね。
一通はを引いてから考えても良さそうですね。(^ω^)

 
 
 
今回のポイント
・『メンゼン前提』の場合は、『スリーヘッド最弱理論』を思い出すこと。

・メンツオーバーになるパターンを覚える。

 
 

さてさて、ここで懸命な読者の方は気付いた人も多いと思いますが、これに似た解説どこかで見ましたね?

そう、『スリーヘッド最弱理論』の再検証の記事で出てきました。

 『スリーヘッド最弱理論』再検証 (検証編3)  
 

今回の問題が、『スリーヘッド最弱理論』の練習問題だということに気付けましたか^^? 
 
 
※微妙な問題なので、「B1の形の方が好きだからを切る」「あくまで三色にこだわってはツモ切る」等の意見があれば、コメントで教えて頂けると嬉しいです。目

 
 

管理人補足:
何切る全般に言える事ですが、答えはあくまで出題者の答えであり、自分なりのスタイルがある人は自分なりの答えで良いと思います。
 
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コメント

1. 無題

下らないコメントで申し訳ありませんが、タンヤオが好きなので、B1の場合なら9s切りのタンピン狙いでしょうか。
五萬、⑤ツモで三色が消えようと、タンヤオが確定できる点は個人的に美味しいです。
ちなみに私は両問とも六萬切りを選択しました。

2. 長文失礼します

毎回詳しい解説ありがとうございます。

確かに、「リーチドラドラ」を最終形に考えるなら、打8筒がいいことは納得できました。

ただ、個人的には記事中のA2から「八萬切りしたモノ」の形からは9索はともかく六萬は有効牌とみなしたくないです。なぜなら、言うまでもないですが赤が出て行くからです。私はおそらく上記の形から早い段階で六萬を先切りしてしまうので、有効牌の枚数は12枚で、B1と変わりません(まあこのあたりは面前祝儀か鳴き祝儀か、祝儀が点数換算でいくらかによって感覚が違ってくると思います)。

さらに、B1は完全イーシャンテンではありませんが、逆にこの段階で打牌に選択肢が残っているということを強みにも捉えられると思います。萬子のカンチャンを払う、8筒の対子落とし、場合によってはドラ切りタンヤオに向かうこともできます。その選択の幅を残しておく、という意味でも打六萬も優秀だと思います。

以上長文大変失礼いたしました。

3. 無題

>四位京滋さん
>sakuぞーさん

まとめレスですいません。
コメントありがとうございます。
やはり、打六萬、またタンヤオ狙いは人気ですね。
勉強になりました。ありがとうございます。
ここも「スタイル次第」だと思うのですよね?
「スタイル次第」というと、何を切っても良いのかと思われそうですが・・・^^;;;
今度、「スタイル次第」というテーマで記事を書きますね^^
ありがとうございました。m(_ _)m

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