コメント
1. お疲れ様です。
実戦ではここまでの変化を瞬時に考えられるかがカギですね。
新津プロの新刊レビューも期待しています。
2. はじめまして~
3. すっきり
3ヘッドは、最弱はよく判りました。
でも、4ヘッドでは、いかがですか?場の流れや、4対以外の牌姿次第でしょうか?
いつも七対子に行くか、対々に行くか、悩みます。
・・・続きです・・・
【 牌理 】
A.打 ・・・ 『スリーヘッド最弱理論』否定(7種22枚)
B.打 ・・・ 『スリーヘッド最弱理論』肯定(7種24枚)
前回は、リャンシャンテン時の変化を検証したが、イーシャンテン時にも等で変化する可能性がある。
例題の形から、イーシャンテンになったそれぞれの形に、及び
をツモった形を検証する。
(※再度、検証1 を読んでから、今回の記事を読むと解りやすいと思います。)
イーシャンテン時での、ツモを検証・・・
順番が前後するが、解りやすい形から観て行くこととする・・・
■ピンズブロック()が完成している場合・・・
【 牌理 】
AB共、ピンズはで固定されているはずなので、ここでは同条件とする。
■ソーズブロック()が完成している場合・・・
【 牌理 】
AB共、上の形になっている場合が多い。ここではほぼ同条件とする。
ピンズ及びソーズブロックが完成している場合は、『ほぼ同条件』ということが分かる。
差が付くのは、先にマンズメンツが完成している場合。
下記で、先にマンズメンツが完成した場合を考察する。
(※現在、受入枚数が逆転して4枚差が付いている状態。)
■マンズ()ブロックが完成している場合・・・
A.
【 牌理 】
メンツオーバー。 どれを切っても、最大16枚変わらず。
B.
【 牌理 】
打で、12枚 → 16枚
■マンズ()ブロックが完成している場合・・・
A.
【 牌理 】
メンツオーバー。 どれを切っても、最大16枚変わらず
B.
【 牌理 】
打で、12枚 → 16枚
Bはのカンチャンが埋まっていない時は、リャンメンに振り変わり、単純に受け入れが4枚増える。
Aは、のブロックが残っているものは、全てメンツオーバーとなる。←重要
(※ただし、Bにも余剰牌が残っている為、瞬間的な受け入れ枚数に差は無く、BがAに追いついた形となる。)*
イーシャンテン時での、ツモを検証・・・
■ピンズブロック()が完成している場合・・・
【 牌理 】
AB共、ピンズはで固定されているはずなので、ここでは同条件とする。
■ソーズブロック()が完成している場合・・・
【 牌理 】
AB共、上の形になっている場合が多い。ここではほぼ同条件とする。
ピンズ・ソーズブロックが完成している場合においては、ツモ同様に『ほぼ同条件』である。
違いがあるのは、やはり先にマンズメンツが完成している場合。
下記で、先にマンズメンツが完成した場合を考察する。
(※現在、受入枚数が逆転して4枚差が付いている状態。)
■マンズ()ブロックが完成している場合・・・
A.
【 牌理 】
打で、16枚 → 20枚
B.
【 牌理 】
打で、12枚 → 16枚
ABどちらも、リャンメンに振り変わりので、受け入れが4枚増える。
■マンズ()ブロックが完成している場合・・・
A.
【 牌理 】
打で、16枚 → 20枚
B.
【 牌理 】
打で、12枚 → 16枚
ABどちらも、リャンメンに振り変わりので、受け入れが4枚増える。
ツモに関しては、どちらも受け入れが4枚増えることが解り、
の価値的には同条件と言えそうだ。
(※ただし、イーシャンテンになった時点で、4枚差が付いているので、Aは16枚→20枚に変化、Bは12枚→16枚に変化という形になる。)
-------------------------------------------------------
*
上に 、ツモの時点で、(※ただし、Bも余剰牌が残っているので、瞬間的な受け入れ枚数に差は無く・・・)*と書いた。
これは、イーシャンテン時において、『完成していないブロックに重なる形なら、最大4枚受け入れが増える。』と続けたかった為である。
以下にBの変化例。ソーズの部分に
が重なり、
に変化する形を紹介する・・・
■ツモで、イーシャンテンになった後・・・
B.
【 牌理 】
打で、
5種16枚 (※ただし、打
で受け入れ枚数こそ増えるが、この形が正解とは言いがたいので注意)
これは、A に追いついた形である。
■ツモで、イーシャンテンになった後に、
引きでピンズ部分がリャンメンに変わった後・・・
B.
【 牌理 】
打で、
6種20枚
これは、A に追いついた形である。
上の2つの例は、受け入れ枚数が逆転するとした、全てに当てはまる。
今回の手牌はピンズのカンチャンが残っている状態で、受け入れ最大16枚。
例: 5種16枚
ピンズがリャンメンに変化した状態で、受け入れ最大20枚。
例: 6種20枚
(※この形が受け入れ最大。いわゆる完全イーシャンテン。)
受け入れは、それ以上は増えないので、BがAに追いつくことも可能という例である。
(※ただし、今回の例題ではは引き戻し、
はドラ表示牌なので追いつきの幅が狭い。)
ここまでで、分かること・・・
●Aにおいて、ツモは
の形が残っていると、リャンシャンテンでもイーシャンテンでもメンツオーバーとなり、手を組み直す必要が出てしまう。 逆にBにおいての
ツモは、ピンフ形が望める絶好の変化へ牌。 この『リャンシャンテンでもイーシャンテンでも』と言うのが非常に重要で、Bの立場から見ればAのメンツオーバーになる形は『裏目も同然』であると言えそうだ。
●に関しては、リャンシャンテンでもイーシャンテンでも、ABどちらも受け入れが4枚増えるという絶好の牌。
●今回の例題の形からはどんなに変化しても、ピンズのカンチャンが残っている状態で受け入れ最大16枚。ピンズがリャンメンに変化した状態で受け入れ最大20枚(いわゆる完全イーシャンテンの状態)である。 余剰牌が出れば受け入れ枚数自体は減るが、その後の変化次第で追いつくことも可能である。
・・・まだまだ続く・・・
クリックすると、管理人のモチベーションが上がります
応援宜しくお願いします^^/