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『スリーヘッド最弱理論』検証 (検証編2)


・・・続きです・・・
 

『スリーヘッド最弱理論』検証 (問題提起)  

『スリーヘッド最弱理論』検証 (検証編1)  


前回より・・・


ここまでの考え方には、実は大きな見落としがある。
それは、牌姿が変化しないことが前提になっているためだ。


牌理 】 
A.打 ・・・ 『スリーヘッド最弱理論』否定(7種22枚)
B.打 ・・・ 『スリーヘッド最弱理論』肯定(7種24枚)


前回同様、『A』 『B』と表記し、2つを比べます。


今回は、牌姿の変化ということで、『リャンメン待ちに変化する牌』及び『カンチャン(リャンカン)に変化する牌を検証する・・・

 
 

リャンメン変化のツモを検証・・・



(4枚)ツモ

A. 牌理

 メンツオーバー。 3ヘッドを崩せば、最大で24枚。 ←重要!! 
 例: 打で、 22枚 → 24枚

 

B. 牌理

 打で、 24枚 → 28枚
 
Bはピンフになりやすく、形が良い。 枚数でも形でもBが優秀。

 
 
 
(4枚)ツモ

A. 牌理

 打で、 22枚 → 26枚
 
B. 牌理
 打で、 24枚 → 28枚
 
Bはピンフになりやすく、形が良い。
現状の枚数はBが優秀。 ←重要!!
 
 
 
(4枚)ツモ

A. 牌理
 メンツオーバー。 3ヘッドを崩せば、最大で24枚。
 例: 打で、 22枚 → 24枚 
 
B. 牌理
 メンツオーバー。 何を切っても良いが、最大で24枚。
 例: 打で、 24枚(枚数変わらず)
 例: 打で、 24枚(枚数変わらず)
 例: 打で、 24枚(枚数変わらず)
 例: 打で、 24枚(枚数変わらず)

 
選択の幅はBの方が多いが、枚数的には同条件。
 
  

 
カンチャン(リャンカン)変化のツモを検証・・・ 
 

(4枚) ((4枚)ツモも同じ扱い。)
 

A. 牌理
 打で、 22枚 → 24枚

B. 牌理
 例:打で、 24枚(枚数変わらず)
 例:打(ツモ切り)で、 (変化無し)

Bが打なら同じ牌姿になり、ほぼ同条件




(4枚)ツモ 
 

A. 牌理
 3ヘッドを崩し、リャンカンにすれば、一気に6枚も増える。
 例: 打で、 22枚 → 28枚

B. 牌理
 打で、 24枚 → 28枚

難しいが、結果として枚数的には同条件。

 
 

 -------------------------------------------------------

ここまでが、リャンメン待ちへの変化と、カンチャン(リャンカン)への変化。
については『ほぼ同条件』とし、ここからはのみを扱う。
 

 
以下はツモでの変化後に、シャンテンが進む牌をツモった場合の例を簡単に観る・・・
 
 

(4枚)ツモで変化後に、シャンテンが進む牌をツモの例
 
A. 牌理

 打で、 5種16枚 

 

B. 牌理

 打で、 5種16枚
 打で、 5種16枚
 
枚数的には同条件だが、前回の解説のツモと同様にBは選択可能。 前回はツモのピンズブロック完成の場合のみで差が出るとしたが、今回はツモのソーズブロック完成でも差が出る。
 
 
(※上の例は、ツモの例だが、それ以外の牌でシャンテンが進む場合は、ABどちらの形でも余剰牌が出る。) ←重要!!
 
 
 
(4枚)ツモで変化後に、シャンテンが進む牌をツモの例
  
A. 牌理

 打で、 5種16枚
 
B. 牌理 】  
 打で、 5種16枚
 打で、 5種16枚


枚数的には同条件だが、前回の解説のツモと同様にBは選択可能。 前回はツモのピンズブロック完成の場合のみで差が出るとしたが、今回はツモのソーズブロック完成でも差が出る。
 
 
上の例は、ツモの例だが、Aのツモ(マンズブロックが完成)は、前回の解説同様、受け入れ枚数逆転で4枚多くなる。(いわゆる完全イーシャンテンの形になる。)
 

A. 牌理
  打で、 6種20枚


B. 牌理 】  
  打で、 4種16枚
 

 
 

ここまでで、分かること・・・


●Bは、カンチャン部分の外側(上側及び下側)の牌を引くと、リャンメンに変化するので、受入枚数が4枚増える。 さらに、ピンフになりやすく、形が良い。
(※そもそも、スリーヘッド最弱理論は、この横伸びを狙ったモノなので、絶好の変化であると言える。) ←重要!!
 
●Aはのブロックに上側のを引いた場合、と入れ替えが出来、受入枚数が4枚増える。 しかし、反対
側のを引いた場合にはメンツオーバーとなり、手を組み直す必要が出てしまう。(※当然、余剰牌も出る。)
 
●検証1で・・・ 
「シャンテンが進む有効牌と裏目」を分母とした場合、のどれかを引ける確率は、26分の8。 つまり、「リャンシャンテンで2枚損だが、イーシャンテンで4枚得」と言える効果は、30.8%ほどでしか発生しない。 ・・・と解説したが、『牌姿が変化する牌』や、『変化後に有効となる牌』も分母に含めることを考慮するのであれば、パーセンテージはさらに下がる。

(※ただし、『直接シャンテンが進む牌』と、『牌姿が変化する牌』や『変化後に有効となる牌』は同列の扱いではないので注意。)

 
・・・さらに続く・・・
 

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コメント

1. なんかすげー!

難しくて半分も理解できないけど(´;ω;`)
続き楽しみにしています(*´ω`*)

2. お疲れ様です

続きに期待してます。
がんばって下さい。

3. 素晴らしい内容ですね(・ω・)/

難しい内容を本当にわかりやすく説明してくれていますね(o^-')b

続きが楽しみです(*^o^*)

4. お疲れ様ですw

前回から引き続き拝見させて頂きました。
思った以上に内容濃いですねー。期待はしていましたが、予想以上でした。

牌姿を組み込んだりするので手間がかかるとは思いますが、頑張ってください!

5. 今回も読みごたえあります

毎回毎回こんなわかりやすくてためになる記事を書けるとは・・・・・。

大変だとは思いますが次回も期待してます。
あまり無理なさらず、いい記事を書いてくださいね。

6. 凄いですね!

麻雀強くなりたいと、思っていますが、へこたれそうです。

単純に、3ヘッドは嫌いと言う、感情から肯定していましたが、此処まで深いとは・・・

7. 無題

毎回、素晴らしい記事をありがとうございます!

すでについていけてない感がある私ですが、
なんとか理解できるよう反復読み中ですー!

続きも楽しみにしてます♪

8. 無題

タンヤオに逃げる変化
面前でいかない変化を加えて
いただけませんか?

19字牌は、2個以上ある場合はいいのですが
この場合は9Sのみなので、上記変化も重要
だと思いますが、いかがでしょうか?

9. 無題

皆様、応援ありがとうございます。
がんばります^^/


>さんちゃん♪さん

実はこの手牌、基本的にメンゼン前提なのです^^ゞ
今度、その部分の解説も入れますね。

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