【簡易レビュー】手なりで勝つ! 宮内こずえの牌効率完全マスターBOOK (日本プロ麻雀連盟BOOKS)
- 2018/02/22
- 18:19
手なりで勝つ! 宮内こずえの牌効率完全マスターBOOK (日本プロ麻雀連盟BOOKS)
著者: 宮内こずえ
単行本:224ページ
出版社:マイナビ出版
発売日:2018年2月15日
価格: 1,540円+税
■内容紹介
これで牌効率は完璧!
本書は史上初の女流桜花、プロクイーンの同時戴冠を達成した女流No1の実力者、
宮内こずえプロによる牌効率を極めるための1冊です。
「手なり女王」の異名を持つ宮内プロ。麻雀は「手なり」で打って勝つことができれば、
それが理想です。思い通りに行かない場面になって初めて戦術を学ぶ必要が出てくるのです。
つまり「手なりで打てること」は麻雀で勝つための最も基礎的な部分なのですが、
中級クラスの方でも意外にここがきちんと身についていない方が多いのではないでしょうか?
本書は手なりで打つこと、つまり牌効率に則って打つことをマスターし、体に染み込ませるためのもので、
そのために宮内プロが300問もの何切る問題を用意してくださいました。
これらの問題を繰り返し解いて、瞬時に答えが見えるようになれば、
日々の麻雀においても安定して高い水準で打てるようになるはずです。
ぜひ本書をみなさまの雀力アップに役立ててください。
購入はこちら → amazon.co.jp
■管理人の感想
上のような問題と解説が何百問も並んでいます。
これはこれでいいのかもしれませんが、こういう本だって知った上で買わないとハマりますね。
はじめに(まえがき)には、『本書は思い切って、テーマを「牌効率」に絞り、牌効率的な正解だけを求める「何切るドリル」のような構成にしました。』と書いてあります。
ここで問題となるのは、『「牌効率」とはなんぞや?』 です。
一応ウィキペディアでは、『牌効率(はいこうりつ)とは、麻雀において、聴牌に至る確率・早さのことをいう。』となっています。 → https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%8C%E5%8A%B9%E7%8E%87
・・・いますが、『牌効率』の定義は人それぞれですからね。
牌効率とテンパイチャンス最大
— ぶし_ (@bushi_tenhou) 2018年2月20日
・【麻雀】牌効率とは何か? (福地誠天鳳名人位blog)
また、ウィキペディアの定義にもとづいて『牌効率的な正解』を出しているとしても、解答の基準がよくわからないものがいくつか見受けられます。

解答の基準がよくわからない その1
→ テンパイ後も変化を見ないといけないの?

解答の基準がよくわからない その2
→ チートイツになる受け入れを全て正解としているが、その後の変化でメンツ手と平行できる。
(※打7s後に、ピンズ(1p~5p)を引くと受け入れ増)

解答の基準がよくわからない その3
→ ブロックは足りてるので、打9mと打9sに差は無いのでは?

解答の基準がよくわからない その4
→ 単純に打9mの方が受け入れが広い。[ 牌理 ]
結局よくわからない本です(´・ω・`)
なお、本書の中には「牌効率」「牌効率的な正解」の定義は書いてありません。これが一番の問題なんでしょうね?
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