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プロも間違う、リャンメンカンチャンとイーペーコーの選択

二階堂亜樹本 間違い 
『誰でもすぐ上達! 二階堂亜樹のひと目の何切る (日本プロ麻雀連盟BOOKS)』より )
 
本の解答は打5m。
本には「ひと目」の基本みたいなことが書いてあるが、この選択は微妙・・・(´・ω・`)
 
二階堂亜樹本 間違い 
 
打5mと打3mの受け入れは同じ19枚。
打5mとすれば、必ずピンフでテンパイするが、イーペーコーは消える。
打3mとすれば、ピンフテンパイの可能性は減るが、イーペーコー目が残る。
ドラ2sなので、最低限の打点は確保されている。
 
この条件でどっちが得か?となるわけだが、期待値は下のようになる・・・
 
二階堂亜樹本 間違い 
 
期待値的には打3m有利。これは麻雀の点数計算の仕組みに答えがある。
満貫までは「1ハン上がれば倍、1ハン下がれば半分」という仕組み上、受け入れなどが同条件の場合は、最低打点をみるより、最高打点をみた方が期待値的に高くなるのだ。

これは、打5m時の打点を基準として考えるとわかりやすい。
打5m・・・受け入れ19種全て(19/19)でピンフだが、裏ドラがなければリーチで出アガリは5800点止まり。
打3m・・・同条件とすると、4/19の確率(ツモ5m・8s)はピンフ崩れ3900点、3/19の確率(ツモ6m)でイーペーコー含みとなり親満12000点。
ピンフが崩れたときのマイナスに比べ、イーペーコーができたときのプラスが大きいからだ。
  
もちろん実戦では状況によって(※「リーチ棒を出したくない」など)打5mが正解となる局面もあるが、『5m切りが正解』という本の解答はハッキリ間違いと言っても良いだろう(`・ω・´)
 
 
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■補足
  
ウザク本は、この考え方を元に解答を出しています。(ウザク本2のQ129など)
 
本では11巡目となっているが、それでもリーチをかけないと2900点。「打点上昇率」や「他家に自由に打たせない」など、終盤でもリーチをした方が良いケースが多い。また、解説を読んでも、「流局」や「危険度」等、場の条件には一切触れてない。
 
一人麻雀練習機は、ツモ専なので、符の関係で多少ですがピンフ系は期待値的に損になる傾向はあります。
 
実は前にもこのブログでやってるんだけどね(´・ω・`) → http://bookmj.blog.fc2.com/blog-entry-1695.html 
  



(※コメント欄より)
3mを切って4mを引くのは裏目だけど
(456778mにも出来るがイーペーが消える)
5mを切って8sを引く分には受け入れが倍増するので
テンパイ率は僅かに5m切りが上と思われます
 
>手替わり考慮のテンパイ率でも打3m有利です。
(下画像は、nisiさんのシミュレータで計算したもの「手替わり」1回と2回で計算) 
二階堂本 間違い 手替わり1回
二階堂亜樹本 間違い
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コメント

No title

3mを切って4mを引くのは裏目だけど
(456778mにも出来るがイーペーが消える)
5mを切って8sを引く分には受け入れが倍増するので
テンパイ率は僅かに5m切りが上と思われます

Re: No title

> 3mを切って4mを引くのは裏目だけど
> (456778mにも出来るがイーペーが消える)
> 5mを切って8sを引く分には受け入れが倍増するので
> テンパイ率は僅かに5m切りが上と思われます

テンパイ率でも打3m有利です。
記事に別のシミュレータでの結果を追加したので参考にして下さい。

No title

鳴き仕掛けがあるから3m切り
11巡目で悠長に5mは切れないわ

No title

統計学や序盤本のレビューもおねがいします。
買おうかやめようか迷っています。

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Author:G・ウザク
 
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2016年8月6日発売『麻雀 傑作「何切る」300選』
8月8日第2刷、9月28日3刷、12月2日4刷。
12月13日電子書籍版の発売開始!スマホでも読めます!
5月2日5刷(累計14500部)
2017年7月27日発売『麻雀 定石「何切る」301選』 8月8日第2刷(累計8500部)
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