【簡易レビュー】 1秒で見抜くヤバい麻雀心理術 (近代麻雀戦術シリーズ) (鈴木 優・著)
- 2017/03/21
- 21:37
1秒で見抜くヤバい麻雀心理術 (近代麻雀戦術シリーズ)
著者: 鈴木 優
単行本:191ページ
出版社:竹書房
発売日:2017年3月15日
価格: 1,300円+税
■内容紹介
最強戦の申し子と言われる著者による、麻雀のしぐさ読みで勝つ方法。他人の隠そうとする心理を読めば、待ちは透ける!
■目次
第1章 最も重要! ノーテン見抜き術
ホンイツ者、間があって字牌切りはノーテン
突如手の内から4枚出してのアンカンは愚形残り
ツモ牌 即加カンは、テンパイ
ノータイム字牌切りはテンパイ
第2章 強者は皆知っている! 手役見抜き術
全部右からならホンイツ
河をキョロキョロ手牌をチラッはトイトイ
ガチャガチャ手牌を入れ替えてる人は鳴きたい証拠
タンヤオ仕掛けの19牌手出しに役牌あり
染め手の人が役牌の後にオタ風を切ったらチンイツ
仕掛けられてからのツモ切りリーチ、前巡通った牌は通る
第3章 戦うための武器! 待ち見抜き術
ドラの役牌、長考して手出しはカンツ切り
役牌がドラのときホンイツに行く人にドラトイツ無し
テンパイ打牌が安牌ならドラドラ無し
間が合ったらトイツ落とし
リーチの前に間があったら宣言牌と同じ色が危険
リーチ後の赤牌やドラ、悔しそうならその色安全
場を見てリャンメン落としはそれ以上にいいリャンメン残り
数牌のトイツ切り、2枚目ツモ切りならまたぎは安全
ドラ待ちカンチャンを落とした人はむしろドラ待ち
国士無双は自動迷彩になる
盲牌してチラ見切り9ソウ、3・6ソウ待ち
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■管理人の感想
「麻雀のしぐさ読みで勝つ方法」とのこと。
実際には「しぐさ」だけでなく、捨て牌も含めてなのですが、とにかく一冊まるごと読みの本です。
即効性のある読みもあれば、習得するのが難しいものまで。
フリーデビュー一年目の人とかが読んだら、すごい役に立つのでは?と思いました。
読みやすさに関しては、文章自体は読みやすいが、本の構成に少々問題あり。
例えば、上画像では相手の手牌と捨て牌が別の位置に配置されています。ここはまとめてほしかった。
この本に限らず近代麻雀戦術シリーズ全てに言えることですが、文章量を減らすか、細かく区切るなどして、見開き2ページに収める形が良いと思いますね?
購入の目安としては、目次を読んで判断されるのが良いかと? (※このレビュー記事にも目次を掲載しています。)
基本的に目次以上のことは書かれていないので、目次を読んで気になった項目がいくつかあれば購入がオススメ。
目次を読んで、内容が予想できるようなら、あまり購入する意味はないかも?
リアル慣れしてないと思う人は、必ず読んでおきましょう(*´ω`*)
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個人的に残念だったのは、ひっかける側(フェイクする側)の視点で書かれていない点。
本人はフェイクも見破れる(P181)と書いてありますが、フェイクの見破り方や、フェイクの行い等には一切触れていないですね。「個人的に知りたい部分は全然書かれていないな?」といった印象でした。プロ団体に所属している人間が、騙し方(フェイク)を書くのもマズイってことなのでしょうか?
昔は、イカサマやひっかけの本も山ほどあったのですが、まあ時代が変わったってことですかね?(´・ω・`)
■誤植とツッコミ
P7他 モータ → 摸打(モウター、モウダ)
P4 全日本プロ大会で優勝 → 全日本プロ代表戦で優勝
※名称が変わった可能性もあるが、どちらにしろ自団体の表記に合わせた方が良いような? → https://saikouisen.com/members/suzuki-yu/
P119 トイツ落としを見破る例: 端から2枚目を切る(1m) → 端の牌を切る(1m) 普通は1mトイツ落としは端から切るよね?読みはともかく前提がおかしい。普通はペンチャン落としを見破る例だねこれ(´・ω・`)
■関連リンク
・【麻雀本】1秒で見抜くヤバい麻雀心理術 (福地誠blog)
・1秒で見抜くヤバい麻雀心理学【書評】 (MAXBET)
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