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【レビュー】二階堂亜樹の勝てる麻雀 守りの基本  (日本プロ麻雀連盟BOOKS)  (二階堂亜樹・著)


二階堂亜樹の勝てる麻雀 守りの基本 (日本プロ麻雀連盟BOOKS)
著者: 二階堂亜樹
単行本:224ページ
出版社:マイナビ出版
発売日:2016年12月26日
価格: 1,490円+税


 
内容紹介 
 
二階堂プロがあなたに贈る、麻雀守りの技術
 
「攻撃も守備も、いずれもちゃんとできなければ、真の強者にはなれないと信じています。そういった信念のもとに、私なりの『守備の基本』を総動員してまとめました」(二階堂亜樹・まえがきより)
 
本書は多くのタイトル戦やテレビ対局で活躍中の日本プロ麻雀連盟・二階堂亜樹プロが麻雀の守備について書いた戦術書です。
 
物理的安全牌、スジ、ワンチャンスといった基本的な考え方から、読みや実戦での押し引き、追っかけリーチの是非といった複雑な場面での守備まで、二階堂プロ自身の基準を紹介しながら解説しています。
 
本書に書いてあるのはオリジナリティあふれる高等戦術ではなく、雀士であれば全員が身に付けておくべき「基本」です。しかし基本をおろそかにしてはトータルで絶対に勝てないのが麻雀です。本書で二階堂プロに「守りの基本」を教わりましょう。
 
 
■著者について
 
二階堂 亜樹(にかいどう・あき)
1981 年、神奈川県出身。日本プロ麻雀連盟所属のプロ雀士。二階堂姉妹として姉の瑠美と共に人気を博し、女流プロブームのさきがけとなる。自身の生い立ちを描いた漫画『aki』( 竹書房) も監修し話題となった。「第3回モンド21 王座決定戦」「第3期プロクイーン戦」「第2・3期女流桜花」など多くのタイトル戦やテレビ対局で優勝。キャッチフレーズは「卓上の舞姫」。
  
 
■目次
 
第1章 いつ守るのか
 その1◆守るべきとき
 その2◆テンパイの速さランキング
 その3◆イーシャンテン以下の速度
 その4◆巡目との兼ね合い
 その5◆ノーテン罰符
 その6◆高さの基準
 その7◆火の手が上がったら
 練習問題
 
第2章 安全牌を知る
 その8◆物理的安全牌を知る
 その9◆スジで読む
 その10◆ワンチャンスに頼る
 その11◆変則手を知る
 その12◆一色手を読む
 その13◆トイトイを読む
 その14◆エリアで読む
 その15◆手の内のカベを優先する
 その16◆宣言牌のスジは危険牌
 練習問題
 
第3章 守らないためのノウハウ
 その17◆早い手を見破る
 その18◆強い打牌の裏にあるもの
 その19◆好調者をマーク
 その20◆場に高い色を早目に見切る
 その21◆安全牌をターツに組み込む
 その22◆情報を出さない
 その23◆オリを見せない
 その24◆手順が悪いと守りが増える
 その25◆親には連荘させない
 その26◆アガることで守る
 練習問題
 
第4章 追っかけリーチの是非
 その27◆相手の現物待ちはダマ
 その28◆ヤミテンだと逆にバレる
 その29◆チャンス手こそダマ
 その30◆一騎打ちに持ち込む
 
第5章 実戦での押し引き
 その31◆急所がある手牌
 その32◆対子落としと最終手出し
 その33◆手役の否定材料
 その34◆発進してしまったら
 その35◆二度受けの有無
 その36◆簡単にベタオリしない
 その37◆マークする相手を間違えない
 その38◆危険な中スジ
 その39◆後手を踏んだら
 その40◆勝負は1枚まで
 その41◆安全牌の切り順
 その42◆仕掛けの打点を読む
 その43◆手役より現物
 その44◆オリの準備
 その45◆3と6のどちらを切るか
 その46◆メンホン看破
 その47◆手出しとツモ切り
 その48◆手詰まり状態
 
  
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管理人の感想
 
前作『二階堂亜樹の勝てる麻雀の基本』が好評だったのか、わずか半年での第二弾出版となりました。
 
二階堂亜樹の勝てる麻雀 守りの基本 
 
「守りの基本」という本のタイトルは初心者向けを思わせますが、実際の内容レベルは中級~上者向けかと思われます。ここで言う「基本」を「基礎」の意味で捉えて購入すると間違いなく失敗します。
序盤こそ守備の基礎知識の解説ですが、中盤以降は全て立体図を使った解説になります。(※下画像参照)
捨て牌の上にマークはツモ切りを示すもので、解説は手出しツモ切りが見ている前提。このことからも内容のレベルの高さが想像つくかと?
  
二階堂亜樹の勝てる麻雀 守りの基本 
 
  
好評だった前作と全く同じ構成で書かれはいるものの、今回は守備がテーマの本のため、ひとつの項目でかなりのページが割かれています。そのため前作のような読みやすさは一切なく、マイナビ特有の読みづらさが全面に出ています。
「前書が役に立ったから今回も購入しよう」と思っている方には、はっきり言ってオススメできません。むしろ「前書は知ってることばかりで役に立たなかった」ぐらいのレベルでないと厳しいかも知れません。
 
では、上級者なら役に立つのか?と言われると、実はそれも疑問・・・(´・ω・`)
まえがきに『他の男性トッププロたちが書かれているような、オリジナリティあふれる高等戦術ではなく、雀士であれば全員が身に付けておくべき「基本」ばかりです。』とあるように、オリジナル戦術は期待できません。
実際には、著者独自のまとめ方をしているので、完全なオリジナルティゼロということはありませんが、それでも戦術本を読み漁っている人には、ほとんど得るものないかと?
 
内容自体は悪い本ではありませんが、二階堂亜樹プロのファン以外には、オススメする要素がないというのが本音ですね。
娘さんと旦那さんとのプライベートの写真があります(1枚だけですが)。見どころは、これだけですかね?(´・ω・`)
 
 
 
中~上級者向き?(※中級者には厳しいかも?) 
赤対応: あり
 
総合評価 65点(ファンの方は点数をアップさせて下さい。)
 
※タイトルに「基本」と入っていなければ、かなり印象が違ったと思います(´・ω・`) 
※例によって詳しいことは『麻雀の教科書 守備の基本 (日本プロ麻雀連盟BOOKS)』に書かれていますとなっているのですが、この参照先の本が誤植多数ってのもマイナスポイントかと?(´・ω・`)
 
 
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「前作をベタ褒めしてたのはなんだったの?」って人はクリック  麻雀ブログランキング
 
 
 
■誤植とツッコミ
 
P23 テンパイの平均巡目とは? 誰かが最初にテンパイする平均?
P59 「エリア」この言葉いつ出たきた?(次の項目と順番が逆か?)
P68 現物の2mに関する記述が一切ない。下家を警戒という理由かも知れないが、まったく触れてないのはダメだろ(※この記事の2枚目画像参照)
P88 一萬が絶対の安全牌なはドラ表示牌も含め全ての二萬が見えているため。だが、ドラの表示はあるものの、ドラ表示牌が二萬とはどこにも書いてない。この例は些細のことだが、全編に渡って少なくとも初心者が読み進めるにはハードルが高そう(※この記事の1枚目画像参照)
P139 「鳴いたらオリるな」 なかなかの連盟節ですな(*´ω`*)
 
 

■関連リンク
 
 
 


 
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