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【レビュー】ゼウスの選択 デジタル麻雀最終形 (鈴木たろう・著)

 
ゼウスの選択 デジタル麻雀最終形 (マイナビ麻雀BOOKS)
著者: 鈴木たろう
単行本:224ページ
出版社:マイナビ
発売日:2015年10月24日
価格: 1,490円+税


 
内容紹介 
 
「ゼウスの選択」は元々SEGAのアーケード麻雀ゲーム「MJ」における、たろうプロのキャッチコピーです。
対戦相手の状況や思惑までも加味して打牌を選択する「神の視点」を持つことから名付けられました。
常人の理解を超えたその打ち筋で日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル「雀王」を3連覇し、「ゼウス」の名にふさわしい存在になっています。
本書はこれまで決して明かされることがなかったたろうプロの麻雀戦術を余すところなく記した内容となります。
  
第1章はアガリへの構想。「麻雀は打点と手組み」と語るたろうプロのひと味違う序盤の考え方を知り、ご自身の麻雀のヒントとして役立ててください。 
第2章は点棒への執着。500マイル打法など、本書で初めて明かす戦術を体得し、戦術の引き出しを少しでも増やしてください。
第3章はゼウスの守備。イケイケのイメージが強いたろうプロですが、結果を出している裏にはしっかりとした守備が存在します。
たろうプロの鋭い読みを自分のものに出来れば雀力アップは間違いなしです。
第4章はゼウスの鉄槌。リードしている場面で逃げるのではなく、さらに点差を広げるという大胆な攻撃を良しとしているたろうプロ。
破壊力抜群の攻撃を習得すれば、まわりに恐れられる存在となるでしょう。
第5章はたろう'METHOD。今まで語られることのなかった最強の思考を披露します。
例えば何も出来ないような手牌の場合は穏便に済ませようとする人が多いですが、
たろうプロは「何もしないからラスになる。アガれないにしても、アガらせない努力を怠らない姿勢」が大切だと語っています。
 
この一冊を読み終わったとき、あなたの麻雀に対する考え方は変わっているでしょう。
そして、ご自身の雀力が上がったことを実感してもらえれば幸いです。
 
 
■著者について 
鈴木たろう(すずき・たろう)
日本プロ麻雀協会所属のプロ雀士。同団体の最高峰タイトル・雀王の保持者。
圧倒的強さで3期連続雀王の座に輝き、最強の名をほしいままに。
雀王(第9期、第11期~第13期)、愛翔位(第4期)、優駿位(第2期)、
野口恭一郎賞(第8回)、最強位(第15期)、BIG1CUP(第10回)、
無双位(第14期)と数多くのタイトルを獲得。
現在主流のデジタル麻雀の第一人者で、論理的な思考の持ち主。
彼の並外れた思考力から放たれる打牌は「ゼウスの選択」と呼ばれ、対戦相手から恐れられている。
 
 
■目次
第1章 アガリへの構想
第2章 点棒への執着
第3章 ゼウスの守備
第4章 ゼウスの鉄槌
第5章 たろう's METHOD
    
  
購入はこちら → amazon.co.jp  ・ Kindle版  
 

 
管理人の感想
 
ゼウスの選択 デジタル麻雀最終形 (鈴木たろう・著)
 
 
日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル『雀王』3連覇、”協会最強の男”鈴木たろうプロの戦術本。
一応、ソロ(共著でない)では、初戦術本ですね。 
”協会最強の男”の思考を学ぶ本ですが、たろうプロが直接書いた部分よりも他者に書かれた部分の方が多いのが特徴。
 
麻雀を「決められたルールの中で勝敗を争うただのゲーム」と捉え、ルールの範囲内でやれることは全てやる。
「選択と抽選の繰り返し」や「ブラフ等も含めての期待値計算」、このあたりの考え方は麻雀プロよりもポーカープロに近いですかね? 管理人がポーカーの何を知ってるわけではないのですが、管理人の本棚にある『 東大卒ポーカー王者が教える勝つための確率思考 』あたりの感覚に似てるかなぁ?と(*´ω`*)
 
 東大卒ポーカー王者が教える勝つための確率思考 東大卒ポーカー王者が教える勝つための確率思考 (木原直哉・著)
  
『選択と抽選の繰り返し』の言葉自体は麻雀プロ含め多くの人が使いますが、その中でも「”少しでも有利な抽選”だけでなく”少しでも多くの抽選”を受ける」動きが読み取れます。
同じ言葉を「ただ結果を待つだけ」の意味で使っている凡人とは次元が違いますね、まさにゼウス(神)の選択!
  
文章・構成等、本自体の作りはマイナビということを差し引いてもいまいちですね。
無駄なく収めてあるのだが、そぎ落としすぎて大事な部分まで削ってしまった印象。「ここに立体図が欲しいな」って箇所も多い。
たろうプロのしゃべりをそのまま載せてあるのは高評価ですが、たろうプロのセリフだけフォントを変えるとかするだけでかなり読みやすさが変わる気がしましたね(´・ω・`)
  
「人の嫌がることをやらないのは損」と公言するたろうプロの考え方には賛否両論あると思いますが、最後まで楽しく読める良書だと思います、オススメ!(*´ω`*)
  
   
上級者及びマニア向き 
赤対応: 基本なし(雀王戦のルールは、一発裏アリだが赤なし)
 
総合評価 82点
 
 
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■誤植とツッコミ
 
P27 4人分の最終形を書くなら立体図を載せてもらった方が捨て牌も見れて良いな(´・ω・`)
P60 下から3行わかりづらいw  リーチの手牌、矢島プロの手牌(結果)がみたい。
P91誤植 14索はともには矢島の現物 → 14索はともに矢島の現物
P104 立体図を入れた方が良いのでは?
P108 立体図を入れた方が良いのでは?
P114誤植 数字ばかりを重視するをデジタル → 数字ばかりを重視するデジタル
P130 立体図を入れた方が良いのでは?
P164誤植 あっった → あった
 
雀王戦のルール、どこかに書いておけよ(´・ω・`)
 
 

■関連リンク
 
togetter ゼウスの選択 デジタル麻雀最終形 (鈴木たろう・著)  
【麻雀本】ゼウスの選択 (福地誠blog)
 


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コメント

確かにこれは久しぶりに期待できそう!
ゼウスってかっけーな。

No title

デジタルはデジタルだろうけどこの人ってなんか独特な印象あるからかなり期待してる

No title

P105の4mが三枚見え〜 の4mは3mの間違いですかね

今だと天鳳の牌譜エディタがあるのでいちいち山を組まなくて良いのは助かりますw

んで、総合評価は何点なの?

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